雨上がりの展望はどんよりしています。
ここから北へ大峰山、西に戻って清荒神など、どちらに行こうか決めかねていたのですが、
東へ縦走路をたどることにしました。いきなり中学に上がったばかりかの少年達とすれ違う。
これも住宅地に近い山の連休の風景かもしれません。
こんなにも長い距離、くすんだ薄水色の金網が道の両側に続きます。ウグイスは鳴く。
ヤマツツジの紅が2株ほど見られました。早くもツツドリの声も聞こえてきた。
いよいよ展望が楽しめる基準点の露地に着くかなと思ったら、ここもハイカーでごった返していました。
少し空いたスペースから北の眺めをシャッターに収めて先に行きます。
暖かい雨で緑は山道をふさいでしまうような勢いです。間近でホーホケキョとシッポを振って鳴いている。
満願寺西山が定着してきた361.6m三角点を確認し、さらに中山縦走路東端露岩の上で小休止。
六甲の上はまだ雨雲がかかっています。
大袈裟かもしれないが、ここでケガしてはいけないので、小雨もあった岩で滑らないよう
カメラはリュックにしまい、手袋をはめて慎重に露岩を下っていきます。
無事に下りた東端分岐にもモチツツジが咲いていました。
ここからは藤が丘住宅地を下りていきます。民家の横で、もうホウノキが咲いている。
満願寺のバスは出た所のようなので、湯山台まで歩くことにしました。